Windows10 で SONY CLIE を使用する方法

Windows10 で SONY CLIE を使用する方法
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SONY CLIE

この記事は以前の記事
Windows7 で SONY CLIE を使用する方法
を改訂したものです。

SONY CLIE はWindowsXPの時に生産・販売・サポートが終了していますが、Windows10でも利用する方法があったので紹介します。

SONY
SONY CLIE<クリエ>
⇒http://www.sony.jp/CLIE/index_pc.html

Wikipedia
「CLIE」
⇒http://ja.wikipedia.org/wiki/CLIE

Wikipediaからの引用

CLIE(クリエ)は、ソニーが開発・製造・販売していた、Palm OSを搭載するPDA。CLIEとは、"Communication Linkage for Information & Entertainment"の頭文字をとった造語である。2005年7月出荷終了。

用意する物

概要

  1. SONY CLIE は公式ではWindowsXPまでの対応となっていますが、Windows10でも利用することができます。

  2. そのために、関連するソフトウェアとドライバを入手します。

    • CLIE Palm Desktop Ver4.1
    • 32/64 bit USB Windows Driver for Palm/Garnet OS
  3. 以上の2点が必要です。

CLIE Palm Desktop Ver4.1

  1. 「CLIE Palm Desktop」の最終バージョンは4.1です。

  2. バージョン4.1以外での動作は確認していませんが、動作しない可能性があります。

  3. 「CLIE Palm Desktop Ver4.1」はSONY公式サイトからダウンロードできたのですが、現在ではダウンロードサイトが閉鎖されてしまいました。

  4. 閉鎖された公式サイトとそのURLは下記

  5. SONY CLIEサポート
    「CLIE Palm Desktop Ver.4.1」のご案内
    ⇒http://www.nccl.sony.co.jp/download/C-W021-001-01/index.html

  6. そこで、世界中のWebページを記録している『インターネットアーカイブ』という非営利団体のサイトに保管されている、上記CLIEのサポートページからダウンロードします。

  7. インターネットアーカイブ
    ⇒http://archive.org/web/

  8. インターネットアーカイブのサイトを訪問したら、上記CLIEのサポートサイトのURL「http://www.nccl.sony.co.jp/download/C-W021-001-01/index.html」を入力(コピー&ペースト)します。

  9. 「BROWSE HISTORY」(Web履歴)のボタンをクリックすると過去の更新履歴のある日付が表示されるので、履歴のあった日付をクリックします(私は2014年2月14日の更新日で確認しました)。

  10. そうすると閉鎖された公式ページが表示されるので、そのページ内にあるソフトウェアのダウンロード用ボタンをクリックするとダウンロードすることが出来ます。

  11. 「自己解凍形式」「ZIP形式」のどちらでも良いので、ダウンロードします。

  12. 「自己解凍形式」であれば、ダウンロード後にファイルをダブルクリックして展開(解凍)します。

  13. 「ZIP形式」であれば、Windows10には展開ソフトが標準付属していますので、ファイルを右クリックで表示される「展開する」を選んでファイルを展開します。

32/64 bit USB Windows Driver for Palm/Garnet OS

  1. 使っているWindows10が32bit版か64bit版かを確認して下さい。

  2. Windows10が32bit版か64bit版かの確認方法
    1.画面左下のWindowsボタンを右クリックして下さい。
    2.上から5番目あたりに「システム(Y)」という選択肢があるので、選択(左クリック)してください。
    3.画面に「コンピューターの基本的な情報の表示」が表示されます。
    項目「システム」の「システムの種類:」という箇所に「32ビットオペレーティングシステム」もしくは「64ビットオペレーティングシステム」の文字が表示されています。
    そこに表示されているのがお使いのbit版です。

  3. ダウンロードサイトは下記でしたが、SONY公式サイトと同様、閉鎖されてしまいました。

  4. Aceeca
    32 bit USB Windows Driver for Palm/Garnet OS
    ⇒http://aceeca.com/index.php?option=com_maqmahelpdesk&Itemid=5&id_workgroup=1&task=downloads_product&id=7
    64 bit USB Windows Driver for Palm/Garnet OS
    ⇒http://aceeca.com/index.php?option=com_maqmahelpdesk&Itemid=5&id_workgroup=1&task=downloads_product&id=6

  5. なので同様にインターネットアーカイブからダウンロードします。

  6. 使用しているOSに合わせて、32bit版または64bit版を選択してください。

  7. インターネットアーカイブ
    ⇒http://archive.org/web/

  8. ダウンロードサイトのURLをインターネットアーカイブ内で検索します。
    32bit版については「2016年9月14日」の更新履歴からダウンロードできました。
    64bit版については「2016年5月9日」の更新履歴からダウンロードできました。

  9. 緑色のボタン「Download Now (663.56KB)」をクリックして、ファイルを保存して下さい。

  10. ファイル名は64bit版であれば「DVR_WINX64_USB_GN4-GN5_20110322.zip」と表示されているはずです。

  11. ファイルを保存する場所は「デスクトップ」や「ダウンロード」フォルダなどの分かりやすい場所が良いです。

  12. ファイルはZIP形式で圧縮されています。ファイルを右クリックして「すべて展開」を選択して展開して下さい。

手順

ソフトウェアのインストール

「CLIE Palm Desktop Ver4.1」のインストール

  1. 「CLIE Palm Desktop Ver4.1」をインストールします。

  2. ダウンロードして展開(解凍)してできたファイル「cliepalmdesktop41」から次のようにたどります。
    ファイル「cliepalmdesktop41」
    →ファイル「PalmDesktop」
    →プログラム「setup.exe」

  3. 「setup.exe」をダブルクリックするとインストール開始します。

  4. インストール自体はすんなり進んで終了しますが、プログラム「HotSync」が自動的に起動するようになっています。

「HotSync」の終了

  1. インストール後、「HotSync」が自動的に起動していますがいったん終了させます。

  2. 右下のタスクバー上の「HotSync」アイコンを右クリックすると「終了」の項目があります。

XP互換モードに設定

  1. 「CLIE Palm Desktop Ver4.1」と「HotSync」をそれぞれ「XP互換モード」に設定します。

  2. 方法はほぼ同じですが、まず「CLIE Palm Desktop Ver4.1」で説明します。

  3. Windowsボタンから進んで「Sony Clie」→「CLIE PalmDesktop」とたどる。

  4. 「CLIE Palm Desktop」を右クリック
    →「その他」→「ファイルの場所を開く」をクリック
    →「CLIE Palm Desktop」を右クリック

  5. →「プロパティ(R)」
    →プロパティパネルの『互換性』タグを選びます(クリック)
    →「互換モードでこのプログラムを実行する」にチェックを入れ、「Windows XP (Service Pack 3)」を選択
    →「管理者としてこのプログラムを実行する」にチェックを入れる
    →「OK」

  6. 同じように「HotSyncマネージャー」もXP互換モードに設定します。

ドライバのインストール

デバイスマネージャーの起動

  1. ドライバをインストールするために「デバイスマネージャー」を起動します。

  2. Windowsボタンを右クリックして「デバイスマネージャー(M)」をクリックして起動します。

  3. 「デバイスマネージャー」の画面が表示された状態で次の操作をして下さい。

HotSyncを行う

  1. デバイスマネージャを起動した状態でCLIEのUSBクレードルを接続し、CLIEを挿します。

  2. クリエの「HotSync」ボタンを押すと、「デバイスマネージャー」に新しい項目「その他のデバイス」が表示されます。

  3. もし、何も変化が無い場合、ハードウェアの故障を疑って下さい。古い製品なので、バッテリーの劣化や端子の接触不具合などがありえます。

  4. ドライバーはまだインストールしていないので、まだHotSyncは行われませんが、デバイスマネージャの一覧リストに今まで無かった項目「その他のデバイス」が自動的に追加表示され、その配下に「Sony Handheld」が表示されます。

  5. 短時間で表示が消えるかもしれませんので、短時間の間に次の作業を開始してください。

  6. 間に合わなかった場合、HotSyncを再度繰り返してください。

ドライバーの選択

  1. 「Sony Handheld」にドライバを当てます。

  2. 「Sony Handheld」をマウスの「右ボタンクリック」→「ドライバーソフトウェアの更新(P)」を選択

  3. 「どのような方法でドライバーソフトウェアを検索しますか?」パネルが表示されるので、パネル下段の「コンピュータを参照してドライバーソフトウェアを検索します(R)」を選択

  4. 「コンピュータ上のドライバーソフトウェアを参照します」パネルが表示されるので、その中の「次の場所でドライバーソフトウェアを検索します」欄右の「参照ボタン」をクリックします。

  5. 表示される「フォルダーの参照」で上記で作成しておいた、ドライバーを保存したフォルダを指定し、「次へ(N)」ボタンをクリック。

  6. ドライバーのインストールが開始され、完了すればUSBドライバーのインストールはこれで終了です。

  7. ドライバーがインストールされた後、HotSyncが開始されます。

  8. これで Windows10 で SONY CLIE が利用できるようになります。

注意事項

  1. Windows7 で SONY CLIE を使用する方法」に寄せられたコメントをまとめます。

  2. 動作成功報告のあった機種

    • TJ25 (32bit環境)
    • UX-50
    • NX80V
    • TH-55
    • NX70V
  3. コメント欄に寄せられた情報によると、TJ25とTJ35を64bit環境で使うには注意が必要です。

  4. 使っているOSが32bit版の場合、SONYサポートページからダウンロードした「CLIE Palm Desktop Ver4.1」に含まれる、フォルダ「cliepalmdesktop41」内の「ClieDrivers」フォルダにあるドライバで動作したとの報告がありました。(TJ25)

  5. TJ25・TJ35で64bit環境の場合、ドライバに追加記載が必要なようです。参考コメント

  6. KazHatブログ
    Windows7へのソフトインストール(2) PalmDesktop編TXもTJ25もOK ⇒http://kazhat.at.webry.info/201211/article_4.html

  7. ドライバの書き換えについて、私は詳しくなく、経験も無いので質問されても回答できません。上記リンク先の記事や参考コメントをよく読んで、ご自身の判断・責任で行って下さい。

参照・引用元

  1. 当方こちらのサイトのおかげで助かりました。

  2. 【参照・引用元】
    BIGLOBEなんでも相談室「QNo.7409938」
    ⇒http://soudan1.biglobe.ne.jp/qa7409938.html

  3. 知人が CLIE の愛用者で、CLIE の為だけに WindowsXP の入ったPCを処分できずにいましたが、これで処分することができるようになりました。

  4. 質問者様・回答者様に深く御礼申し上げます。

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コメント

64Bit版ドライバについて
webarchiveの方でファイルが見つからなかったAceecaのx64のドライバを見つけたので報告します。
http://palmdr.com//eBay%20Photos/DVR_WINX64_USB_GN4-GN5_20110322.zip
です。Win7Proで動作確認しておきました。
(上記コメント) さんへ
WebArchiveだと更新日によってはファイルが無いと表示されますが、「2016年5月9日」の更新日だとファイルはダウンロードできました。

WebArchive以外にもダウンロードできるサイトがあるのはとても心強いです。

情報提供ありがとうございました。

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