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【改造】 FMV LX70X/D

今更ですが『FMV LX70X/D』を改造しました。といってもパーツ交換程度ですが。

『FMV LX70X/D』はWindowsVistaが発売された頃の2007年9月に発売されたモデルで、ハードウェアスペックがOSの要求スペックに追いついていないようなマシンでした。

それを改造して、あと数年使えるレベルにまで引き上げます。

FMVLX70XD.jpg

富士通
FMV LX70X/D
⇒http://www.fmworld.net/product/hard/pcpm0709/deskpower/lx/lineup/

スペック

発売時のスペック

  1. 『FMV LX70X/D』のスペックは公式サイトに記載されている通りなのですが、そのままでは非常に使い勝手が悪く、特にメモリは増設するのが前提のようになってます。

  2. 基本スペック

    NoName_2014-10-27_23-5-8_No-00.png

改造前のスペック

  1. 標準ではメモリ搭載量が1GBしかなく、よく言われるようにVistaをまともに動かすには2GB以上が望ましいので、後から1GB追加して合計2GBで運用していました。

  2. メモリ増設以外の改造はしていません。CPUとHDDは購入時のままです。

  3. 2014年10月の時点で、簡単な作業をする程度ならまだ現役で使うことのできるスペックです。

  4. 使うことができるとはいえ、負荷がかかると重くなるのは避けられません。例えば、ブラウザでニコニコ動画などのストリーム配信を見ると、CPU使用率は60%・RAM使用量は1.5GBといった感じで、同時に二つの配信を見ると重くなるので、時代に合わなくなってきた感じもありました。

  5. そこで、中古部品も安くなっていることだし、改造して延命処置をすることにしました。Vistaのサポートは2017年4月までなので、それまで使えれば十分でしょう。

  6. ちなみに、このマシンにWindows8はインストールできませんでした。Windows8アップグレードライセンスを購入してインストールしようとしたところ、このマシンのBIOSが原因でインストールエラーになってしまうことが判明しました。メーカーモデルなので独自仕様のBIOSが入っており、回避できないと思います。

改造予定

  1. 改造に当たって、できるだけ高性能にすることにしました。

  2. メモリはDDR2-800で2GB*2(4GB)で十分でしょう。単純にメモリを換装するだけなら作業は簡単です。この程度の改造ならメーカー保証の範囲内で、換装している人も大勢いるのではないでしょうか。

  3. CPU換装は完全に保証外の行為で、BIOSのCPU対応状況は分かりません。かなりの博打要素になります。検索しても換装例が無いので人柱になる覚悟で行います。

  4. マザーボードのソケットはLGA775ですが、チップセットがG965なので、CPUはKentsfieldのFSB1066MHzが限界でしょう。YorkfieldはFSB1333MHzで対応していないと予想しました。また、Core2 Quadに換装できたとしても、CPUの温度管理が重要になってきます。

  5. 2014年の時代に合わせてHDDからSSDに換装します。その際にOSをクリーンインストールします。OSは64bit版のインストールディスクを所持していますが、デバイスドライバが無い可能性もあるので、32bit版のままにします。

  6. 他に改造しうる箇所は、無線を11nに対応させたり、ブルーレイに対応させることが考えられますが、それは必要ないと判断しました。

改造

メモリ換装

  1. メモリ換装はたぶん誰でもできるような改造でしょう。

  2. 今回換装するメモリは『UMAX Pulsar DCDDR2-4GB-800』です。

    4997401134563_02l.jpg
  3. 裏蓋をあけると上部にメモリスロットが2本あります。

    P1020891.jpg
  4. そこに2GBメモリを2本指せば終了です。

CPU交換

  1. 換装するCPUは『Core2 Quad Q6700』です

    Q6700.jpg
  2. Q6700にすることで、FSBが『800MHz ⇒ 1066MHz』 TDPが『65W ⇒ 105W』となります。メーカー独自BIOSなので細かな設定変更ができず、オーバークロックは不可能です。

  3. ファンを押さえているピンを外して、ファンを外します。

    P1020886.jpg
  4. 付属のCPUクーラーは止め具がマザーボードの裏側からも出ており、バックプレートを利用しています。

  5. CPUクーラーの裏側

    P1020883.jpg
  6. なのでCPUクーラーを交換するにはマザーボードをケースから外し、バックプレートを外す必要があります。つまりCPUクーラーを交換するとなると大掛かりで手間のかかる作業となります。

  7. 今回は付属のCPUクーラーのままで行きます。付属のクーリングファンは92mm角25mm厚のPWMタイプです。

  8. ファンの型番

    P1020888.jpg
  9. おそらく最大2000rpm前後なので、廃熱が追いつかない場合は3000rpmのファンに交換しようと思います。それでも駄目ならマザーボードを外してCPUクーラーの交換をします。

  10. CPU交換の際にグリスを塗り替えるのを忘れずに。

SSD換装

  1. 換装するSSDは『Transcend TS128GSSD340』です。

    TS128GSSD340.jpg
  2. HDDは本体下段のDVDドライブ横に入ってます。下段の裏蓋を開けると、HDDトレーが1箇所ネジ止めしてあり、固定されています。

    P1020897.jpg
  3. HDDを引き出し、SATAケーブルと電源ケーブルを抜きます。

  4. HDDは3.5インチのものです。

    P1020898.jpg
  5. SSDは2.5インチなので、この3.5インチHDDトレーにマウントするには変換用マウンタを利用するのが安全ですが、SSDは衝撃に強いのが特徴なので、私は両面テープで貼り付ける程度で済ませました。

  6. SSDに換装したら、リカバリーインストール作業になります。私はリカバリーディスクを無くしてしまったので、通常のインストールディスクからVistaをインストールしました。

  7. ドライバは見つからないものもありますが、ほとんどのものは見つかりました。地デジチューナーはピクセラの『PIX-DT012』です。

改造結果

エクスペリエンス インデックス

  1. 改造前 エクスペリエンス インデックス

    パフォーマンスの情報とツール_2014-10-25_17-18-47_No-00
  2. CPUが「4.9」、メモリが「4.8」、HDDが「5.9」です。

  3. 改造後 エクスペリエンス インデックス

    パフォーマンスの情報とツール_2014-10-27_13-3-35_No-00
  4. CPUとSSDについてはVista最大値の「5.9」になってます。メモリも「5.4」と良好な数値が出ています。

Crystal Disk Mark

  1. ストレージの速度は『エクスペリエンス インデックス』よりも『Crystal Disk Mark』が参考になると思うので、そちらで計測してみました。

  2. HDD

    CrystalDiskMark 302 _2013-10-8_1-40-55_No-00
  3. SSD

    CrystalDiskMark 303 _2014-10-27_17-47-54_No-00
  4. まさに圧倒的な変化です。快適性は格段に向上しました。

Core Temp

  1. 気になるCPU温度ですが、『Core Temp』によるとアイドリング時で45~50℃とかなり熱いです。軽く負荷をかけると60℃以上になります。

  2. Q6700

    Core Temp 0997_2014-10-28_22-16-19_No-00
  3. 10月の室内気温15度前後で、裏側ケースを開けたままの状態での計測温度なので、かなり高温になっているのが分かります。

  4. ちなみにE4400のときはアイドリング時で25~30℃、負荷をかけて45~50℃でした。だいたい20℃温度が上がっている状態です。

  5. E4400

    Core Temp 0997_2014-10-28_19-32-28_No-00
  6. これからの冬場にかけての気温では問題が起きないでしょうが、夏場になったら結構危険だと予想できます。その際はCPUクーラーをヒートパイプのものに交換するのが必須でしょう。

総括

  1. CPU温度の不安は残りますが、かなり快適性が増しました。少なくともVistaサポート終了の2017年4月までは持つのではないでしょうか。

  2. CPUについては完全に保証外の人柱行為なので、メモリ増設とSSD化にとどめておくのが無難でしょう。SSD化するだけでも快適性の向上は体感できます。

  3. このPCはメーカー製ということもあり、独自BIOSでオーバークロックができず、更にはWindows8がインストールできないという癖のあるPCです。

  4. この改造の際に突然BIOSに入れないというトラブルに見舞われ、原因の切り分けに苦労しました。CPU換装がいけなかったと思い、再度E4400に戻したり、メモリの相性が悪いんじゃないかと別のメモリを用意したり、SSDも予定とは別のSSDを用意したりしました。

  5. そしてBIOSに入れない根本的な原因はUSB接続のマウスという予想外の展開となり、紆余曲折を経ながら何とか改造が無事成功に終わりました。

  6. 元々このPCは知人から貰い受けたもので、「遅いからいらない」という理由で処分されたものでした。型番で検索すると同様の理由でかなり不評だったらしく、Vistaの悪印象を広めたまさに典型的なスペックです。

  7. 個人的にはマシンスペックさえ充分ならVistaは優秀なOSだと考えているので、実にもったいないことだと感じます。メモリを増やしてSSD化すればVistaの良さを再確認することができるでしょう。

  8. この改造した「FMV LX70X/D」に触れて、「やっぱり返して」と言われかねないので、その知人には触らせないようにしますw

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コメント

No title
お~、凄いです!サクサクですか。
ご友人が知ったらさぞかし悔しがるでしょうね(笑)

わたしはメモリ増設も自分でやったことないのでcpu交換なんて恐くて無理です。
うちのvista機はメモリが2GBなんですが、今4GB一枚なら5千円くらいでしょうか。…前はもっと安かった気がする。
32bit版なら今のままでも使えそうだから、このままでいいかな?
宵乃 さんへ
CPUは載せられる最高のものですが、それでも今のPCと比べると見劣りします。それでも普通に使う分にはサクサク快適です。

メモリは1ドル80円の頃が一番安かったですね、今の半額から1/3の価格でした。
大容量のWebサイトが増えたこともあり、最近のブラウザはメモリ消費が激しいので、2GBでは心もとないかもしれません。メモリ増設はマニュアルにも記載されているくらいの簡単な作業なので、失敗は少ないと思います。

メモリ増設は微々たる効果ですが、SSD化は絶大ですので機会があれば試してみてはいかがでしょうか。

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