【キーボード】 REALFORCE 108UG‐HiPro 【レビュー】

PC用キーボード
REALFORCE108UG‐HiPro
買いました

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購入して数日経ちましたので、簡単なレビューします。

東プレ
REALFORCE108UG‐HiPro
⇒http://www.topre.co.jp/products/comp/product33.html
TOP> 製品情報> 電子機器関連製品/キーボード(REALFORCE)
⇒http://www.topre.co.jp/products/comp/index.html

キーボードの構造・種類について

概要

  1. 購入した『REALFORCE108UG‐HiPro』はオープンプライスですが、店頭価格は2万5千円前後もする高級キーボードです。

  2. 市販PCに標準付属しているキーボードはせいぜい3千円程度のものなので、キーボードにこだわりが無いとなかなか手にしづらいと思います。

  3. なぜこんなに値段が高いのかというと、その構造にあります。なのでキーボードの構造についてあらかじめ簡単に説明しておこうと思います。

  4. キーボードの分類方法はいくつかありますが、主に4種類に分けられます。

  5. 構造が単純で値段の安い方から下記の4種類です。

    • メンブレン方式
    • パンタグラフ方式
    • メカニカル方式
    • 静電容量無接点方式
  6. 以下、順に説明していきます。

リンク

  1. まず先にキーボードの構造について説明してあるサイトを拾ってみました。

  2. TDK テクノマガジン
    第94回 あなたはどのタイプがお好み? -パソコン用キーボード-
    ⇒http://www.tdk.co.jp/techmag/knowledge/200806/index.htm

  3. ドスパラ
    キーボード特集!入力環境にこだわりスイッチで選ぶ!
    ⇒http://www.dospara.co.jp/5info/share.php?contents=lp_keyboard

メンブレン方式

  1. 図解 (上記リンク先より引用)

    kl080601.gif
  2. 構造が簡単で、値段が安いキーボードはほぼこのタイプです。

  3. キーを押し下げて接点接触によりスイッチが入り、キーを反発する力をラバードーム(ラバーカップ)というゴムで得る方式です。

  4. ドーム型をしたゴム製なので、ペッコンペッコンといった反発なので、押し加減によって若干不快になることもあるのではないでしょうか。

  5. また、ゴム製なので時間とともに経年劣化してきますので、耐久年数は長くありません。

パンタグラフ方式

  1. 図解 (上記リンク先より引用)

    kl080602.gif
  2. ノートPCなど、キーボードを薄くしたい場合に採用されるタイプです。

  3. 電車の屋根の上についている、電気を引き込むための装置をパンタグラフといいますが、それと構造が似ています。

  4. メンブレン方式の応用で、キートップを2本のクロスした支持棒で支えるため、薄いキーボードになります。

  5. 反発力はゴム製のものが多いですが、厚みがないのでペチペチといった感覚になります。

メカニカル方式

  1. 図解 (上記リンク先より引用)

    kl080603.gif
  2. メカニカル方式は古くからあり、メンブレン方式が誕生する前は主流でした。

  3. 値段的には1万円前後のものが多いです。

  4. 各キーにスプリング製のスイッチ機構があり、押したときにカチッカチッとスイッチが入る感覚を味わえます。

  5. スプリングなので、ゴム製のメンブレンとは違ってキーが均等な沈み方をします。リニアという表現をします。

  6. 一つ一つ独立したスイッチなので、複数キーを同時押ししても誤認識しにくくなってます。

  7. 難点はスイッチが入る音が大きいこともあり、周囲に打鍵音の配慮が必要になることでしょう。

  8. スイッチもスプリング強度などで打鍵感覚が変わってきます。

  9. 有名なのはドイツのチェリー社製スイッチで、種類によって色分けされています。

  10. 赤軸』『茶軸』『白軸』『黒軸』『青軸』があり、色によって打鍵感覚が変わってきます。

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    120611a_31.jpg
  11. 現在では白軸は廃盤となっており、代わりに赤軸が追加されました。

  12. それぞれの比較については下記参照

  13. Qwerters clinic
    技術情報
    ⇒http://ex4.sakura.ne.jp/kb/tech.htm

  14. jeroblo
    Cherry軸の特性について再考
    ⇒http://www.jeroblo.com/2010/09/08/cherry-mx-switch/

  15. 私が所有しているのは 茶・赤・黒 です。一番気に入っているのは茶軸ですが、メインで使用しているのは赤軸です。

  16. 青軸はどうもカチカチ音がうるさいのと、クリック感が強すぎるので購入しませんでした。

  17. チェリー社製のメカニカルスイッチを採用したキーボードは何社から販売されていますが、有名なのはダイヤテック株式会社が『FILCO』ブランドで販売している『Majestouch』が有名です。

  18. Majestouch ラインナップ抜粋


  19. ダイヤテック株式会社
    トップページ
    ⇒http://www.diatec.co.jp/

  20. その他 ラインナップ抜粋


静電容量無接点方式

  1. 図解 (上記リンク先より引用)

    kl080604.gif
  2. 株式会社東プレが開発した方式で、東プレの製品『Real Force』とOEM供給しているPFU社の『Happy Hacking Keyboard』の2種類のブランドで採用されています。

  3. 反発力は主にスプリングと補助的にラバードームで、リニアな感覚でスコッスコッという打鍵感があります。

  4. キー認識がメカニカル方式のようなスイッチ機構ではなく、磨耗しないので耐久性に優れます。

  5. 値段的には2万円前後となっています。

  6. 東プレ『RealForce』 ラインナップ抜粋


  7. 東プレ
    TOP> 製品情報> 電子機器関連製品/キーボード(REALFORCE)
    ⇒http://www.topre.co.jp/products/comp/index.html

  8. PFU『Happy Hacking Keyboard』 ラインナップ抜粋

  9. PFU
    Happy Hacking Keyboard
    ⇒http://www.pfu.fujitsu.com/hhkeyboard/

REALFORCE108UG‐HiPro

購入経緯

  1. 普段使っているキーボードはメカニカル方式の通称「赤軸」と呼ばれるものです。お値段約1万円程度です。

  2. キーボードについては少しはこだわりがあるものの、打ち込む文字数はたいして多くないので、高級品ではなく中級品に留めています。

  3. とはいうものの、値段さえ安ければ高級品を使いたいと思っていたので、特売していた『REALFORCE108UG‐HiPro』を衝動買いしてしまいました。

  4. Real Force』は個人では所有していなかったものの、触れる機会は時々あったのでその打鍵感の良さは知っていました。

  5. RealForceの中でもさらに上位機種であるHi-Proなら間違いは無いと思って躊躇せず購入に踏み切りました。

  6. ちなみに『REALFORCE108UG‐HiPro』は2万5千円前後で売られていますが、特売で1万円で購入できました。

リンク

  1. 検索して拾った商品レビューを集めてみました。

  2. Impress PC Watch
    東プレ、電子式タイプライター風キートップのハイプロ仕様REALFORCE
    ⇒http://pc.watch.impress.co.jp/docs/news/20120907_557861.html

  3. マイナビではキートップ取り外し&清掃作業が記載されてます。

  4. マイナビ ニュース
    60日間使い倒し! 東プレのタイプライター風キーボード「REALFORCE108UG-HiPro」はクセになる打ち心地
    ⇒http://news.mynavi.jp/articles/2013/01/15/108ug/index.html

  5. 既存の『Real Force』との比較は九十九電機の記事がとても分かりやすくなっています。

  6. TSUKUMO
    プロフェッショナル仕様キートップ採用「東プレ REALFORCE108UG‐HiPro」
    ⇒http://shop.tsukumo.co.jp/special/121025r/

  7. キーボード専門店のShopUでは、購入者のレビューの他に店長からのコメントもあり、細かい点について参考になる意見が記載されています。質問等があれば店長が回答してくれるかもしれません。

  8. ShopU
    USB日本語 東プレ Realforce108UG-HiPro (カナなし) YK0100
    ⇒http://www.vshopu.com/item2/2129-0404/

  9. 価格比較サイトとAmazon商品レビューです。

  10. 価格.COM
    Realforce108UG-HiPro YK0100 [グレー]
    ⇒http://kakaku.com/item/K0000413803/

  11. coneco.net
    REALFORCE108UG-HiPro YK0100
    ⇒http://www.coneco.net/PriceList/1120906003/

  12. Amazon.co.jp
    東プレ Realforce108UG-HiPro
    ⇒http://www.amazon.co.jp/%E6%9D%B1%E3%83%97%E3%83%AC-Realforce108UG-HiPro-108%E3%82%AD%E3%83%BC%E6%97%A5%E6%9C%AC%E8%AA%9E%E3%82%AB%E3%83%8A%E3%81%AA%E3%81%97-%E3%83%86%E3%83%B3%E3%82%AD%E3%83%BC%E4%BB%98%E3%81%8D%E3%83%95%E3%83%AB%E3%82%B5%E3%82%A4%E3%82%BA-YK0100/dp/B0093XN584

  13. 個人ブログでのレビュー

  14. 物欲の小径
    キーボードの極みRealforce108UG-HiPro YK0100
    ⇒http://newfm2.blog.fc2.com/blog-entry-222.html

ファーストインプレッション

外観

  1. 外観画像

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  2. 黒地にグレーのキートップ

  3. まず、ノーマルな『Real Force』の黒いキーボードのキートップ刻印は茶(ゴールド)で、視認性が悪いなと思ってました。

  4. 現在使用しているキーボードも黒成型色で、経年劣化とともに文字が黒く汚れてしまい、見にくくなっていたので、視認性は重要ポイントと考えています。

  5. 『Hi-Pro』の成型色はグレーなので、視認性については改善されたと思います。ただ、白いキーボードの白地に黒文字には負けると思います。

  6. かな表記なし

  7. スッキリ感のためなのかコストダウンのためなのか、キートップに「かな」表記の無いタイプです。

  8. 「かな打ち」をある程度できる私にとっては若干残念な感じもします。

  9. テンキー付き108キーボード

  10. 普段、数字はテンキーを使って打っているので、テンキー付きはありがたいです。

  11. デスクスペースの関係で省スペースなテンキーなしを選ぶ必要がなければ、テンキー付きが便利でしょう。

  12. 左右非対称になるのが嫌という理由で、テンキーなし・十字キーなしを選ぶ人もいるようですが、そういった人は PFU の HappyHackingKeyboard をおすすめします。

打鍵感

  1. Hi-PRO の特徴は2点あります。

    • キーが通常より高い
    • キートップの凹みを強調している
  2. 特徴を表した画像

    Hi-PRO断面図
    014l.jpg
  3. 最初に触れてみた感じでは、キートップの凹みが気に入りませんでした。商品の売りが裏目に出た感じがしました。

  4. 押し心地に関しては静電容量無接点方式の気持ちいいカタカタッとしたリズム感があるのですが、それをキートップの触り心地の悪さが台無しにしています。

  5. キーが高くなり、キートップの間隔が開いたので、タイプミスをしにくい構造になったと思いますが、タイプスピードを出しにくく感じます。

  6. それほどタイプスピードを意識しているわけではありませんが、明らかに今までのとは勝手が違います。

  7. キーストロークが影響している感じではありませんが、指がキーをひとつひとつ確認しながら打っているような感じです。慣れの問題でしょうか。

  8. 打鍵音は普通のRealForceより大きいかもしれません。とはいっても茶軸や赤軸の音に慣れてしまっているので五月蠅い感じは全くしません。

  9. 全キー45gとなっていますが、キーの軽さは茶軸や赤軸よりも軽く感じます。茶軸は45gだったと思いますが、明らかに軽く感じます。

総評

  1. RealForce初心者はHi-PROではなく、ノーマルなRealForceを選択すべし!

  2. 約2週間使ってきてある程度は慣れたのですが、やはりキートップの凹みに慣れません。

  3. 打鍵の軽さ、気持ちいい打鍵音、信頼の耐久性、とRealForceにある快適要素は十分に兼ね備えていますが、キートップの高さは印象が薄く、キートップの凹みは感触の悪さが目立ちます。

  4. 凹みにジャストフィットするような指の動きができれば印象が代わってくるのかもしれませんが、数ミリでもキートップ中央からずれるとイラッとします。

  5. 各所のレビューでRealForceにしては低評価が存在するのも頷けます。特売になったのもレビューの低さ、売れ行きの悪さがあったからではないかと推測してしまします。

  6. キーの高さは同じでキートップの凹みを通常と同等のものにすれば快適さがあるのかと考え、キートップの交換を検討してみたのですが、それは現在のところ無理なようです。

  7. 一般的な「Real Force」は交換用のキートップを販売していますが、Hi-PROは互換性がありません。

  8. 今後是非ともHi-PRO用の交換用キートップを販売してほしいです。

  9. 仕方がないので、今後もこのまま使い続けてみますが、この凹みに慣れるかどうかはかなり不安な気がしています。

  10. というわけで、ファーストインプレッションはイマイチでしたが、半年後ぐらいにもう一度レビューをしてみたいと思います。

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コメント

今晩は
キーボードにもいろいろあるんですね~私は安い物ばかり選んでました
なるべくノートパソコンのような感触の物を選んでたのですが
やはり高いほど性能がいいのでしょうね
今はノートパソコンに買い換えてるのでいいですけど
ねむりねこ さんへ
ノートパソコンということはパンタグラフ方式を使っているのではないでしょうか。

もし機会があったら家電量販店の展示品などでメカニカル方式・静電容量無接点方式のキーボードを触れてみると、その打鍵感覚の良さに気づくと思います。
一度その打鍵感覚を味わってしまうと、なかなか元には戻れなくなってしまいますのでご注意を(笑)
参考になりました
これ買おうと思ってたんですが、このエントリを読んでHI-PROはやめてノーマルにしようと思いました。ありがとうございます。
その後、慣れましたか?
マルコ さんへ
コメントありがとうございます。

Hi-PROは慣れなかったので、現在はしまったまま使っていません。指先の触れる感覚がどうも馴染めませんでした。キートップの中央を押す感覚と縁を押す感覚に差があるので、気持ちいいタイピングをするには正確なタッチタイピングが要求されます。

もしノーマルをお持ちで無いなら、ノーマルをお勧めします。

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