今月も半分過ぎました。まだ半分残ってはいますが、購入予定がないので一足早く今月購入したコミックを紹介します。
『乙嫁語り 第5巻』
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定期刊行のコミックは全く読まないのですが、新刊本を楽しみに待っているコミックの一つが『乙嫁語り』です。「おつよめ」じゃなくて「おとよめ」ですのでお間違えないようにしてください。
内容は19世紀後半の中央アジア、カスピ海周辺の地域の生活を年頃の女性の視点から描いているコミックです。
第5巻では前半に双子の姉妹の結婚式を描いてます。当時の中央アジア、もしくは現代でもこのような結婚式が行われているのだと、学術書・歴史書を読む感覚で楽しめました。
後半では男勝りな姉さん女房であるアミルが再登場し、動物が自然の中で生きることの意味を問いかけるような内容でした。日本人的な感覚と共通していると思いましたが、これが事実かどうかはまた別の話です。
いきなり第5巻から読む人は少ないと思いますが、もし興味があって第1巻を読もうか迷っている方は下記のリンクを一読・一見されると参考になると思います。
コミックナタリー
特集記事 森薫「乙嫁語り」
⇒http://natalie.mu/comic/pp/otoyomegatari画力の点で森薫先生は高度な技術と才能を持っていると思います。美しいイラストを見てからこの漫画を読みたいと思うこともあるかと思います。私がそうでしたから。
『CLAYMORE 第23巻』
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集英社
クレイモア公式サイト
⇒http://www.j-claymore.com/先月発売されたコミックですが、しばらく経ってから購入しました。
元々アニメから知って、それ以来購入していますが、最近の展開についてはちょっと不満があるのでなかなか手が伸びませんでした。
終わりそうで終わらない引き延ばし感が不満の殆どでしたが、この巻でやっと終わりが見えてきたんじゃないかと思えるようになり、少し楽しめました。
主人公であるクレアが復活し、ライバルであるプリシラも復活し、組織は完全に壊滅したので、やっと最終決戦になるんじゃないかと…ただもう1匹残った深淵がいるのでこれで引き延ばす可能性もあるので不安ではあります。
次の巻でとまでは急かしませんが、次の次あたりで綺麗に完結してほしいと思ってます。